Q3.盲導犬の育ち方

質問011:盲導犬はどうやって育てるの?

A
盲導犬になるために生まれてきた子犬たちは、まず生後2ヶ月頃からパピーウォーカーという飼育ボランティアの家にあずけられ、約10ヶ月間、可愛がって育てられます。これは、人間の愛情にふれ、人間大好きになってもらうため。約1才で盲導犬訓練施設に戻り勉強をはじめます。その後も訓練士の愛情を注がれ、卒業すればご主人の愛を一身に受けて生活します。
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質問012:どんな訓練をするの?

A
盲導犬訓練施設に入ると、まず適性や健康をチェックされ、それから6〜12ヶ月の訓練を受けます。訓練は犬の遊びをとおして、仕事を楽しむように教えます。Sit(座れ)、Wait(待て)、Go(進め)などの基礎訓練、ハーネスをつけて道路を歩く、交差点や踏切を渡る、段差で止まるなど、目の見えない人の実生活に近い状況の中で訓練します。最後に目の見えない人と4週間ほど合宿して、共同の訓練をおこないます。その後、ご主人の暮らす町まで歩行指導員が行ってフォローアップ(現地指導)を実施して、いよいよ盲導犬として活躍することになります。
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質問013:どこで盲導犬を育てているの?

A
盲導犬は法律(道路交通法、身体障害者補助犬法)に規定される犬のため、国家公安委員会が指定する盲導犬訓練施設(全国盲導犬施設連合会の加盟施設一覧をご参照ください)のみが訓練・認定できることになっています。
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質問014:道で盲導犬を訓練しているとき、声をかけてはダメですか?

A
盲導犬は安全に関わる大切な仕事を覚えるために、気が散らないように勉強する必要があります。ですから、訓練のようすをじっと見つめたり、犬に声をかけたり、触れないようにお願いしています。どうかご協力をお願いします。
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質問015:うちのペットの子犬も盲導犬にできますか?

A
盲導犬は、ただお行儀が良いだけではなれません。体の大きさや力、性格、健康状態など、たくさんの適性をチェックされ、きびしい条件をクリアしなければなれません。なぜなら盲導犬は目の見えない人の命を預かる犬だからです。そしてできる限り効率よくすぐれた盲導犬を育てるために、盲導犬に適した血統を持つ犬を繁殖して未来の盲導犬を生みだしています。ですから、ペットの犬を訓練しても、なかなか盲導犬にはなれません。