Q2.盲導犬の仕事は

質問006:盲導犬は、どうやって道案内するの?

A
盲導犬は道案内をしているのではありません。目の見えない人の指示に従って道路の段差や曲がり角、交差点、階段で止まったり、電信柱や看板など、歩くときにぶつかりそうなものをじょうずにさけて、視覚障害者が安全に歩けるように手助けします。危険な場所や、障害物があると、ご主人をかばうように誘導したり、止まることでご主人に注意するように伝えます。
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質問007:信号や踏切がわかるの?

A
信号や踏切がある場合は止まります。しかし、いつ渡り出すかは、盲導犬が信号の色を見て判断するのではありません。ご主人が人や車の音などで判断し、盲導犬に歩きだすように指示を出します。でも、盲導犬が“まだ危険だよ”と感じたときには、命令に従わず(賢い不服従)、完全に安全になるまで待つこともあります。

質問008:どんな町に行っても、盲導犬は道案内できるの?

A
道の状況は、土地によって変わります。段差や曲がり角、交差点などをご主人に知らせるのは同じですが、その町でご主人がちゃんと盲導犬に指示を出さないといけません。そこで、各盲導犬訓練施設では、ご主人と盲導犬が暮らす町で、「現地指導(フォローアップ)」を必ずおこないます。ご主人が盲導犬といっしょに歩くことに慣れれば、旅行などにも行けるようになります。

質問009:盲導犬は、ぜんぜん吠えないの?

A
盲導犬の大切な適性のひとつが、あまり吠えたり気を散らさないこと。町では散歩中の犬や猫ともすれ違いますから、いちいち気が散ったり、吠えていては安全に歩くことができません。しかし、ご主人と家で遊んでいるときや、おどろいたときなどワンと一声吠える犬もいます。
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質問010:店の入り口や、駅の切符売り場はわかるの?

A
目的とするお店を盲導犬がわかっているのではなく、ご主人が盲導犬に指示して探します。ご主人が店までの行き方を頭の中に入れておき、店の入口近くまで行ってから、店のドアを探すように盲導犬に指示するとドアの前などでは盲導犬が止まって、“ドアですよ”と教えます。駅の切符売り場も同じです。
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