これまでの10年、これからの10年

全国盲導犬施設連合会は、「盲導犬施設が、緊密な連携のもとに盲導犬の育成・普及をはかり、もって視覚障害者の福祉向上に寄与する」ことを目的に、今から10年前の1995年に発足しました。そして、発足以来、「共に生きる、共に歩む」というスローガンを掲げて「全国盲導犬キャンペーン」や「盲導犬事業に関する全国的な調査」、「盲導犬歩行指導員等の養成に対する助成」をはじめとしてさまざまな活動を行ってまいりました(8〜9ページをご参照ください)。

これらの活動は、95年度末に783頭であった盲導犬が2003年度末には948頭と150頭以上増えたこと。また、身体障害者補助犬法の施行など、盲導犬を使用する視覚障害者や盲導犬に対する社会の理解が深まったことにおいて、推進役として一定の役割を果たせたものと思っております。

これからの10年は、盲導犬希望者7,800人(推定)に対し、現在活動している盲導犬948頭(平成16年3月末現在)という現状を、盲導犬を必要とする視覚障害者に、待たずに貸与できる状況をつくっていくことです。そのために連合会は、盲導犬育成施設と協力して、訓練士養成と盲導犬に適した犬の繁殖の問題を解決するシステムの確立が急がれています。

これまでの10年にいただきましたご支援に心から感謝いたしますとともに、これからの10年におきましても、変わらぬご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。